活断層の調査ボーリング

しばしば大地震を引き起こす活断層を確認するには,地形図や空中写真でリニアメントを見つけること,現地での地表踏査,調査ボーリング,トレンチカットなどの手段があります。
ただし活断層は 地表では正確には発見できません。そこで 推定場所のボーリングのコアを詳細に観察して、活断層の存在を判別する方法が有力手段です。

このコア写真は ある活断層調査のコア写真です。
ここは 岩盤の上に 河川堆積物(砂礫)が厚く乗っているために、断層の存在が不明のケースでした。ボーリングは、この砂礫層をいかに乱さないで採取するか、それによって砂礫層の中に断層面が確認できるかどうか というテーマを背負って行なわれました。数本のボーリングを行なって 活断層の存在を推定できました。そして引き続き トレンチ を掘って実際に目で確認しました。

ボーリングで推定できた断層は、
実際にトレンチ(調査坑)を掘削して確認します。
トレンチで見つかった断層面
中央の黒い部分と右側の茶色部分の境界付近が断層(岩盤が断層活動によって 粘土化 している)