8月10日に仙台市旭ヶ丘文化センターにおいて、令和5年度の弊社安全大会を行いました。社員、協力会社34名に加えて、今回は元請会社の大日本ダイヤコンサルタント株式会社様、株式会社東北開発コンサルタント様からも8名のご参加をいただき計42名で行いました。
まず、CPS労働安全コンサルタント依田幸治様から「不安全行動の防止について」と題した講話を受けました。その中で、不安全行動について「一部の頼りない人(腐ったリンゴ)の行動がなければシステムは順調に動くはずだ、故障や機能不全は頼りない人のせいだ」という古い見方(腐ったリンゴ理論)があった。しかし腐ったリンゴを取り除いても他のリンゴがまた腐るので、環境・システムを変えなければならない、という不安全行動への見方が紹介されました。そして、具体的な行動方法として「指差し呼称の実践」「5Sの徹底」「一声かけ運動」「RA手法による危険予知活動」等についての説明を受けました。
その後、各グループに分かれて実際にボーリング現場で起きた事故事例を参考にした、RA(リスクアセスメント)手法によるKY(危険予知活動)を行い、各グループからの発表と、講師からのコメントを受けました。グループワークは各グループとも議論が盛り上がり、予定時間をオーバーしてしまい、その後の事務局からの安全活動報告は大幅に短縮しなければなりませんでした。
お盆休み直前の多忙な時期、しかも例年にない猛暑の中で多くの人に参加していただきました。貴重な時間を使っての安全大会でしたので、講話、グループワークともに今後に生かし、無事故、無災害で現場作業を進めていけるように頑張っていきたいと思います。
熊谷代表取締役の挨拶
労働安全コンサルタント依田様の講話
グループワーク
グループワークでの討議
大日本ダイヤコンサルタント株式会社 伊藤副部長からの講評